原油(OIL) を海外FXで取引

海外FXトレーダーの中でも原油を取引しているトレーダーは少ないでしょう。

原油は殺人通貨と呼ばれるポンド円を遥かにすごいボラを持っています。

大きなトレンドに乗る事ができるとカンタンに儲ける事ができます。当然海外FXですから原油にもハイレバを掛ける事ができます。

海外FXで儲たいと思っている人は原油でトレードしてみる事をオススメします。

原油とは

原油は油田から採掘された状態の石油です。原油は色々な用途に利用されていて世界中に需要があります。

灯油や軽油・ガソリンなども原油を精製した物になります。

原油は日常生活にとって重要な資源と言う事ができ、道路に敷き詰めているアスファルトも元は原油になっています。自動車の燃料にもなっていますし、火力発電の燃料としても活用されます。

原油に関してあまり知っている人は少ないと思いますが日常で最も活用されている資源の一つと言えるでしょう。

海外FXにおける原油とは

原油の産出国として有名なのはアラブ諸国でしょう。海外FXで原油をトレードすると聞くとアラブで産出された原油のレートを見ているように思うかもしれません。

しかし多くの海外FXであつかっているのはWTI原油というものです。

WTI原油とはニューヨークの取引所で取引されている原油の商品で西テキサス地方で産出された原油です。

WTI原油はガソリンや軽油に精製しやすくボラリティーが大きく市場でも活発にトレードされています。

海外FXで言うところの原油はWTI原油と言う事を覚えておきましょう。

原油と経済

原油は様々な燃料や生活に欠かせないものなっています。その為原油のレートが変化すると経済に大きく影響を及ぼす場合が多いです。

例えば原油のレートが下がるとガソリンで移動するコストが安くなります。配送コストも安く上がったりするので会社の利益が増えたります。

こういった小さな点から大きな点まで幅広く影響を及ぼすのは原油の特徴と言えるでしょう。

原油のレートが下がると日本のように消費する国は大きく得をする事ができます。輸入コストが大幅に減るわけですから恩恵は計り知れません。

原油と株

原油のレートは何も生活に影響を及ぼしているだけではありません。日本は加工国ですから原油を扱っている会社は原油のレートにより大きく影響を受ける事があります。

日本株で言うと、出光興産やコスモHDなど石油関連銘柄はモロに影響を受けるでしょう。またレートによりANAやJALなどの航空関連銘柄や伊藤忠や双日など商社も影響を受ける事が考えられます。

海外FXでトレードできるのはCFDやFXだけと思っている人も多いと思いますがiFOREXのように国内株もトレード商品として用意している業者もあります。参考ページ:iFOREX原油のレートを参考にして海外FXの原油関連株でトレードしてみてもいいのではないでしょうか。

原油とアメリカ

原油の産出国はというとサウジアラビアやイランなど中東を上げてしまう人がほとんどでしょう。

アメリカでも産出されているというと驚かれる人もいるかもしれません。海外FXのWTI原油はニューヨークで取引されていると先ほど書いてあったと思いますがアメリカは原油の産出国としてトップクラスです。

世界で最も原油を産出しているのはアメリカで2番手にサウジ・3番手にロシアとなっています。

アメリカは原油だけでなくNYダウやドルインデックスなど世界中の経済に影響を与える国だと言う事がわかるでしょう。

原油と言えば大損か大儲け

原油はボラが大きく大損するか大儲けするか極端な商品だと言えるでしょう。

国内の原油先物でレバレッジをかけて取引する事はあまり賢いとは言えないでしょう。原油はレートの変化が超絶激しいので追証をおってしまうリスクが考えられるからです。

海外FXならゼロカットがあるので入金額以上のマイナスにはなりませんから原油で大損するといっても損失を限定する事ができます。

逆にハイレバを掛ける事ができる海外FXでトレンドに乗る事ができれば小額で大儲けできる商品だと言うわけです。

価格が動く時間

海外FXにおいて原油は24時間トレードできる商品ですが、時間帯によってボラが大きく変わってきます。

ボラが大きくなる時間帯としてNY市場がオープンする前、日本時間の21時頃から動き始めるのではないでしょうか。

原油にしてもトレードする際はボラリティーがないと負ける事が多くなってしまいますから、原油のレートが動き出すトレードチャンスを待つようにするほうがいいでしょう。

原油に関連のある指標

経済指標はFXトレーダーにとって重要なものでしょう。特に海外FXの場合ハイレバを掛けて0か100かのトレードを大きな経済指標でトレードするトレーダーが多くいます。

大きな経済指標は月に何度かしかないイメージを持っている人も海外FXトレーダーには多いでしょう。

原油に限っては毎週関連する指標が発表されます。

「週間原油在庫」という指標が毎週水曜日に発表されます。(木曜日に発表される週もあります)。

毎週大きなトレードチャンスが来るので、毎週水曜日は普段エントリーしている通貨ペアでなく原油でトレードしてみてもいいでしょう。

原油とGOLD(金)

過去には原油と金は相関関係があるとされてきました。原油がロングなら金もロングになると言った具合です。

現在ではこういった相関性は薄くなって来ているようです。原油が下がっても金が上がったりするケースも増えてきています。

原油のレートが下がりすぎると世界経済に悪い影響を与えてしまう可能性があるから安全資産の金を買っておこうといった感じです。

しかし海外FXにおいて原油をトレードする場合は金のレートを参考にしていてもわかりません。世界的に需要があるかどうかを見極めてエントリーするほうがいいでしょう。参考ページ:海外FXでGOLD(金)取引

原油と天然ガス

天然ガスは原油のように資源として世界中で需要があります。天然ガスは燃料として利用もされますが原油ほどではないでしょう。

とはいっても生活と切り離す事ができない資源で原油と天然ガスはトレード商品として同じエネルギーのカテゴリーに入っています。

海外FXにおいてもエネルギーCFDとして選択する事ができます。

トレーダーが気になってくる原油と天然ガスの相関関係があるのかと言う事ですが複雑に絡み合っていてわからないというのが結論です。

相関性がある場合もありますし逆相関のケースも存在します。

原油の先物がマイナスになる

2020年春に原油先物は史上初のマイナス圏になりました。マイナスになっていると言う事はどういうことかというと購入者にお金を払って引き取ってもらうと言うことです。

マイナスになったのは限月が5月のものだけですので一時的な現象として大きな混乱は起きなかったようですが、今まで起きた事がなかった現象が起きたわけですから今後も起きる可能性はゼロではありません。

海外FXで原油トレードを考えている人はこういったことも覚えておくといいかもしれません。

原油と日経225・NYダウ

原油レートと日経平均には密接な関係があります。原油価格が下がると日本のように輸入国は得をするはずですが日経225は下がったりします。

日経平均はNYダウと相関性が高いですよね。原油安でNYダウが下がった場合ダウに引っ張られて日経も下落してしてしまうのでしょう。

NYダウの構成銘柄に原油関連企業が2社もあります。原油安の影響をダウがもろに受けてしまう証拠でしょう。

海外FXで日経225やNYダウでトレードしているトレーダーは原油のチャートも見ているとヒントになるかもしれません。参考ページ:NYダウを海外FXで取引

原油で破産しないために

ボラが大きい原油でトレードしていると破産してしまうリスクが生じます。原油でトレードしたい人は破産しない為にリスクを少しでも少なくしておきましょう。

その方法の一つとして海外FXを使う事です。海外FXなら原油であってもハイレバを掛ける事ができますし追証もありません。

破産リスクを今のうちになくしておくほうがいいのではないでしょうか。

海外FXを使って原油を取引

海外FXで原油を取引する場合知っておくべき事があります。

原油はCFD先物でしかトレードできないと言う点です。先物ですから限月があります。ポジションをずっと持っておく事ができず満期になるとポジションがクローズします。

またMT4で限月を過ぎた場合チャートが更新されません。

海外FXによっては色々な種類の原油で取引できるケースもありますがWTI原油もしくはWTI原油ミニでいいでしょう。

WTI OilとWTI OIL MINIの違いは1LOTのバレル数量の違いです。(バレルとはOILの単位です)

WTI Oil 1LOT = 100バレル
WTI Oil MINI 1LOT = 10バレル

となっています。ミニのほうが当然小さい証拠金で取引する事が可能となっています。
長く海外FXを使ってトレードしている人でも原油を使ったトレードをした事がないトレーダーも多いでしょう。

原油はボラが大きい商品でトレードしたいと思っている人にピッタリの商品です。ボラが桁違いに大きい上に毎週指標があります。

指標を狙ってトレードしてもいいでしょう。海外FXを使っているならいろいろな商品でトレードしないともったいないです。

アナタも原油に興味を持ったとしたら今すぐ海外FXで原油のトレードをしてみましょう。