海外FXでGOLD(ゴールド)取引
古代から貴金属として特別な価値を持っているゴールドの値動きは世界的な経済状況を表している指標と言う事ができます。
地勢的なリスクが生じたり紛争などが生じたり世界的に経済状況が悪化した場合ゴールドが安全資産として買われる(ロング)になったりします。
トレード商品として扱われているだけではなく世界的に価値のあるものとしてGOLDは共通の通貨と呼ばれているようです。
そんな世界的に需要のあるゴールドを海外FXではハイレバを掛けてトレードする事ができます。
ここではそんなゴールドの魅力について書いていきたいと思います。
海外FXのほとんどの業者でGOLDはトレード可能
ほとんどの海外FXでGOLDはトレード可能です。
海外FXには、FX・株価指数・商品先物・株など多種多様な商品を用意しているケースがほとんどですが、業者によっては扱っていない商品もあります。
株をあつかっている業者で有名なものとしてiFOREXがありますがXMなどでトレードできないと言った具合です。
株価指数を扱っていない業者もありますし、商品先物を扱っていない業者もあります。
そういった環境にある海外FXですが「GOLD」は商品として別格であると言えるでしょう。ほとんどの業者でGOLDは扱っています。扱っていない海外FXを探す方が難しいかもしれません。
こういった事を考えるとGOLDはトレード商品として特別ものと言う事ができます。
GOLDとは
GOLDとは日本語で黄金(単に金)と言われる貴金属の一種です。有史より特別な金属として扱われてきた歴史があり、現代でも価値あるものの代名詞として幅広く認識されています。
GOLDは物質そのものを保有するケースも少なくなく、アクセサリーや時計・インゴッドなどに加工されてGOLDを保有している人も珍しくありません。
商品としての価値を持っているGOLDは保有するだけでなく価格が上がっている時は売ったりして現金に換える人もいるようです。これは現物取引になりますよね。
トレード商品としても人気があり、多くのトレーダーがトレード商品としてGOLDでトレードしている事も多いです。
金製品としてのGOLD
GOLDは商品価値として高額なものとなっています。その為GOLDを加工した装飾品や時計は非常に高価なものに設定されている事が多く、日本でも多くの人が金製品を保有しています。
日本における金製品というと18金が主流ですが金の純度で言うと75%が金で25%は他の金属で構成されているものです。
金製品のGOLDの価値はレートと純度で決まりますから金10Gの価値は(10g x 現在のレート)x純度で計算する事ができます。
GOLDは工業製品として使われる事も多い
装飾品や金製品としてGOLDは使用されているわけではなく、GOLDは工業用製品として使用されることも多々あります。
家電にも金は使われていますしスマホにも使われている事が多いです。
多くの家庭用製品で使われているため、一時期金を集める為使わなくなった古い電子機器や家電から抽出するのが流行ったりしました。
賢い人が工業用製品にGOLDが使われているのに目をつけたのでしょうね。こういったことから家電や工業用製品にも金は使われている事がわかります。
金の価格はこういった工業製品の需要が高まる事で影響を受けたりします。世界的に金の需要が増えると価値が上がりますし(ロング)、需要が下がると価値は下がる(ショート)と言った具合です。
GOLDの歴史
GOLDは古代から特別な金属として扱われてきました。GOLDの歴史は遥か昔の紀元前6000年にまでさかのぼる事ができます。
古代メソポタミア文明として栄えた場所でシュメール人にとってGOLDは特別な金属として扱われた歴史があります。遥か昔の紀元前6000年にすでに装飾品として金が使われていたという事実を知るとロマンを感じざるは得ません。
また日本においては鎌倉時代頃から金が本格的に使われ始めたようです。鎌倉時代はまだ貨幣や通貨鋳造は行っていなかったようですが、砂金などとしてGOLDを持ち歩き商取引の際、重さを量って売買活動を行っていたようです。
仏像にも金箔などが使用されていますし、金閣寺や城郭に金がふんだんに使用されていた痕跡をみると日本でもGOLDは特別な金属として扱われていたのでしょう。
国内において本格的に金が流通し始めたのは豊臣秀吉が天下をとっていた安土桃山時代以降です。金を鋳造し小判として流通させていきました。この頃から通貨としての金は発展していったものと思われます。
金が主要な貨幣手段として使われていたのは明治時代にまでになります。それ以降は通貨を現在のように他の金属で鋳造するようになりました。
現在GOLDは貨幣としては使用されていませんが、貨幣に変化する事ができます。メソポタミア文明から8000年たっている現代においてもGOLDは最も価値を持っている金属といえるでしょう。
GOLDで取引
海外FXではハイレバでGOLDの取引を行う事ができますが、大きなボラに注意する必要があります。
世界経済に影響を受けてGOLDは売買されます。世界的にリスクが少ないときは株などリスクの大きい商品が買われます。相対的にみると金はショートになります。
逆にリスクがある場合はGOLDが買われます。リスクの大きい商品を決済して安全資産に資金を移すという考え方です。
2020年におきたコロナショックなどを見ていると一目瞭然だと思います。GOLDがずっとロング方向へ伸びています。経済状況が悪化する可能性が高い相場ですからGOLDを買っているのでしょう。
GOLDのボラリティーはボラが大きいと言われている通貨ペアポンド円をしのぐ事も度々あります。ポン円の倍以上の値動きを見した時もある事を考えると用意に想像がつくでしょう。
当然の事ですがボラが大きい商品でトレードする場合リスクも計算にいれておく必要があります。大きく儲ける事ができる商品は大きく負ける事があると言うことです。
しかし海外FXはゼロカットがあります。入金額以上のマイナスはない訳ですからリスクが限られているのでリターンの方が大きいと言う事ができるかもしれません。
トレード商品としてのGOLDの魅力
GOLDトレードを専門にしている海外FXトレーダーは以外と多いと聞きます。勝っても負けても魅力があるのでGOLD以外に手を出さないのでしょう。
GOLDは世界情勢に影響を受けやすい商品だと言えるのでポン円のようにワケがわからない動きをあまりせず、テクニカルが効く事がおおいです。
MT4でラインなどを引いてみるとわかると思いますが結構反応します。
ボラが大きいから怖いと思っているのは最初だけでわかってくると楽に勝てるようになってくるかもしれません。
GOLDをトレードする際の注意事項
ボラが大きなGOLDでトレードする場合、他の通貨ペアよりもストップを深めに入れておくほうがいいでしょう。
ボラが大きいのでポン円と同じようにノイズの幅が大きいケースが多々あります。エントリーして方向はあっていたのにノイズでストップが刺さってしまう事も考えられますよね。
ポン円より広めにストップを入れておくほうがいいかもしれません。
フルレバでトレードする場合の人、つまり負ければ証拠金が0勝ったら玉を積んでいくと言うスタイルの人ですがフルレバでトレードする場合ロットの管理を行っておかないとエントリーしてノイズで強制ロスカット。
でも方向はあっているというケースがあります。何度か私も経験済みです。ロットの管理は行っておく事をオススメします。
海外FX初心者にとってGOLDは無謀なのか
海外FX初心者と言っても色々な人がいると思います。適切にロットを管理できる人はGOLDでトレードしても大丈夫でしょう。
ロットの管理ができないけどGOLDでトレードしたいという方は、いつもよりも小さなロットで練習するようにしましょう。
慣れてきたらロットを徐々に上げていく作戦でいいと思います。
海外FXにおけるGOLDの表示と単位
海外FXでは単に「GOLD」と記述している場合とXAUと記述している場合がほとんどです。因みにXMでは「GOLD」と書かれています。iFOREXは「金」とわかりやすく書かれています。
チャートを表示した時ゴールドの価格にたいしてギモンを持つかもしれません。通貨ペアなら「EUR/USD(ユーロドル)」等と書かれていて1ユーロ/○○ドルとなっています。
ゴールドは何に対しての値段付けかというと1OZ(オンス)/○○ドルとなっています。USDに対しての価格と思っておいてもいいでしょう。
まれに1OZ/○○ユーロというものもあります。これはユーロに対しての金額となります。
海外FXにおけるGOLDの単位
海外FXにおいてはGOLDの単位を日本のようにg(グラム)で表示しません。単位としてはoz(オンス)を使います。このozはGOLD固有のものではなく貴金属全般に使われます。
つまりプラチナや銀もoz表記となります。覚えておく必要はありませんが1oz = 31.1035gです。
装飾品のような金製品を売る場合はレートを調べるのにg(グラム)の方がわかりやすいですが海外FXではGOLDの単位はozと言う事くらいは覚えておきましょう。
金を実際にトレードするとなると、ロットを覚えておく必要があります。海外FXにおけるGOLDの1ロットは100ozになります。
海外FXならリスクを抑えた状態でトレードできる
1グラム7000円の場合、ドル円100円の場合、海外FXのGOLD1ロット分の金製品を購入しようと思うと、(100 x 31.1035)x7000 = 約21,700,000となります。
現物取引で海外FXの1ロットを買うのは荷が重過ぎますよね。国内FXだと最大レバレッジが25倍ですから証拠金として約87万円用意する必要があります。
国内では現物もFXも高額ですからチャレンジするにも勇気が必要となります。
海外FXの場合、実行レバレッジが400倍だとするとたった「54250円」で済みます。この金額だと仮に負けたとしても再チャレンジができる金額ですし、爆益を得ることもできるロットです。
こういった面を考えるとGOLDのトレードにおいても海外FXを使うと効率よくまたリスクを抑えた状態でトレードできると思いませんか。
MT4を使ってGOLDのチャートを見る
ほとんどの海外FXではGOLDをトレード商品として扱っています。
プラットフォームとしてMT4が利用できるXMやAXIIRYならカンタンにチャートを表示させる事が可能です。
注意点として海外FXのGOLDは対円ではなく対ドルとなっている場合がほとんどです(業者によってはトルコリラなどもあります)。
MT4を使ってGOLDでトレードするなら海外FXで今すぐ口座を開設してもいいでしょう。
海外FXにおけるGOLDの取引時間
ほとんどの場合海外FXでは通貨ペアと同じく平日ほぼ24時間GOLDでトレードする事が可能です。とはいっても早朝1時間程度はトレードする事ができない時間帯も出てきますから注意が必要です。
GOLDがトレードできない日:週末土日(日本時間で土曜の早朝から月曜日の早朝まで)
トレードできる時間帯:AM8:05~翌日AM6:50頃
海外FXで多く採用されているGMT時間にはサマータイムが導入されています。サマータイム時は通常の時刻より-1時間する必要があります。
海外FXでのGOLDの1ロット
海外FXでは多くの場合、GOLDはドル建てになります。1OZ=○○ドルになるわけです。
各海外FXによりGOLD 1ロットの違いはあるかもしれませんがXMを例に挙げるとGOLD 1LOT = 100ozとなっています。
チャートに表示されている金額は100ozのドルレートだと言う事を覚えておきましょう。
海外FXでのGOLDは先物になるのか
先物取引は限月と言うものが決まっています。先物の期限が満了になるとポジションが解消されると言う仕組みです。
そもそも先物取引は、未来の期日に受け渡しを行う約束を行う事ですから限月と言うものが定められています。
海外FXでトレードできるGOLDはこの限月が定められていませんから先物と呼ぶ事はできないと言えます。
とはいっても先物として勘違いをしたままトレードしても何も問題はありませんから気にする必要はないでしょう。
口座を開設する際の注意点
海外FXには口座タイプと言うものが存在します。
口座タイプによってはトレード対象となっていない商品も存在しますからGOLDでトレードしたいならその口座タイプにGOLDが対象として入っているか確認が必要です。
GOLDと相関性のある商品
世界の基軸通貨といわれているドルとGOLDは逆相関の関係性にあります。これはGOLD(金)がドルがドル建てで取引される事が一般的だからです。
必ずしも逆相関になるかというとそうではありませんが多くの場合逆の値動きをする事が多いというのは覚えておくといいかもしれません。
有事の際買われることが多いGOLDですが円もその傾向にあります。相関性がある商品として円があると言うことを覚えておくといいかも知れません。
ユーロドル(ドルが売られてユーロが買われる)や銀・プラチナ・ポンドドル(ドルが売られてポンドが買われる)なども相関性の高い商品と言えるかもしれません。
プラチナに限っては扱っていない海外FXもあるかもしれませんがその他の商品は多くの海外FXで扱っている商品です。どれもハイレバでトレードする事ができますから試してみてもいいのではないでしょうか。
GOLDは貴金属としてまたトレード商品として世界中から愛されています。海外FXでも通為替貨と同じくらいハイレバを掛ける事ができる商品です。
海外FXを使うとあたれば爆益、負けてもも入金額というトレードを行う事も可能です。
海外FXには様々な商品を使ってトレードできるわけですから通貨だけでなくGOLDもトレードの対象としてチャレンジしてみてもいいのではないでしょうか。