ハイレバ取引で失敗しない為に
ハイレバは海外FXの醍醐味と言ってもいいでしょう。高いレバレッジをかけて取引すると大きく儲ける事ができます。
ハイレバをかけてFXをやった事がない人はハイレバは負けると言うイメージを持っている人もいると思います。
本当にハイレバは負けるのでしょうか。リスクやメリットはあるのでしょうか。ココではハイレバに関する情報や効果的な使い方について書いていきたいと思います。
ハイレバレッジとは
ハイレバレッジは通常ハイレバと略されている投資用語で大きなレバレッジを掛ける事ができる事を指します。
大きなというと個人差があると思いますが国内FXにおける最大25倍以上のレバレッジを掛ける事ができるならハイレバといってもいいでしょう。
50倍でもハイレバですし400倍・888倍でもハイレバになると言う事です。
国内FXのハイレバの歴史
2010年より前には国内FXでもハイレバを掛ける事ができる時代がありました。100倍や400倍という海外FXに匹敵するくらいのレバレッジを掛けることができた時代があります。
国内FXには追証が存在します。証拠金残高がマイナスになると入金する必要のあるものです。入金できないと借金のようになると言うアレです。
大きく値動きがあり強制ロスカットが効かず追証をおってしまう人が多くなりレバレッジの規制・法整備がされるようになりました。
徐々に最大レバレッジが引き下げられていき現在の25倍に落ち着いています。
現在ではハイレバでFXをしようと思ったら海外FXしかありません。FXトレーダーは一攫千金を望んでいるので海外FXでトレードするのでしょう。
ハイレバのリスク
2010年以前に国内FXでトレードしていた人はハイレバにはリスクがあると思っているでしょう。
追証があったのですから当然です。自分の持っていない額の取引を行うのですから逆行した場合は悲惨です。マイナスになってしまうともっと悲惨な事になってしまうでしょう。
ハイレバにはリスクがありますが、海外FXのように追証がない場合はそのリスクをかなり軽減する事ができます。
逆に追証とハイレバが一対になっていない場合は利用しない方がいいほどのリスクを抱えています。
ハイレバのメリット
ハイレバのメリットは計り知れません。一番のメリットは用意する元手が少なくて済むと言う点でしょう。
最大レバレッジ400倍の海外FXを例に考えますと最大レバレッジは国内FXの16倍になります。400倍(海外)/25倍(国内)=16
国内の16倍のレバレッジなわけですから必要な元手は単純計算でいくと1/16で済みます。ロットに合わせて国内FXで元手を50万円用意する必要があるとしたら400倍のハイレバの場合約3万円程度用意するだけでいいのです。
トレードの元手として50万円ポンッと用意できる人は少ないと思いますが、たった3万円を用意できる人は数多くいるでしょう。
ハイレバのメリットはここにあります。
数字で見るとわかりますがハイレバは圧倒的に元手がすくなくて済むということです。
元手が少なくて済むのでトレードに失敗したとしても何度でもやり直す事ができます。
ハイレバとフルレバの違い
海外FXトレーダーの中にはハイレバとフルレバを混同している人がいるのではないでしょうか。
フルレバといううのは最大レバレッジでトレードする事を指します。
10万円元手を入金した場合10万円でエントリーできるロット全力でポジションを持つと言う事です。
海外FXの中にはフルレバロングとかフルレバショートなどと言っている人がいますがこれは元手全力でエントリーしている事だと言う事を覚えておきましょう。
ハイレバでスキャルピング
ハイレバとスキャルは相性がいいと言えるでしょう。数分~数十分でクローズするスキャルは逆行したとしても損失を限定できますし方向があっていると利益を積み重ねていく事ができます。
この利益もハイレバをかけていることにより国内FXでは実現できない利益をとっていく事ができますのでハイレバでスキャルはオススメできるトレード手法です。
デイトレや数日間保有する程度のスイングトレードも相性はいいと言えるでしょう。
ハイレバと相性のいいスキャルピングとは逆に相性の悪いものとして長期保有をあげる事ができます。長期になればなるほどレバレッジは抑えて取引する方がいいでしょう。
海外FXはスプレッドが広いのでスキャルピングに向いていないと思っている人もいますが業者や口座タイプによってはスキャルピングに向いているものもあります。
AXIORYはハイレバを掛ける事ができる上にスプレッドが狭い事でも有名ですし、XMなどでもハイレバでスキャルピングを行っているトレーダーは多くいます。
ハイレバとスキャルピングはとっても相性のいいトレード手法だと言う事を覚えておきましょう。
ハイレバで一攫千金
ハイレバをかけると一攫千金や一発勝負を行うこともできます。むしろ一攫千金を狙うにはハイレバが無いと難しいのではないでしょうか。
現物取引の場合購入するロットと同等の金額を元手として持っておく必要があります。25倍にしてもエントリーできるロット数は限られてしまいます。
現物取引や25倍のレバでトレードしたとして溶けてしまった場合、再度チャレンジする気力が起きないでしょう。何十万ももう一度用意して勝負に出ることができる人は少ないのではないでしょうか。
ハイレバはそもそも元手が少ないので溶けてしまったとしてもやり直す事ができます。
こういったことを考えると一攫千金を狙うならハイレバで取引できた方が圧倒的に有利だと言えるでしょう。
ハイレバ一発勝負
ハイレバを使う事ができるなら一発勝負も行う事もできます。
一発勝負をどうやって行うかと言うと大きな指標時に行ったりします。
一発勝負をする場合0か100かのトレードになるのでストップは入れずに勝負をします。
外れるとロスカット当たると爆益と言った具合ですね。毎回毎回こういったハイレバの一発勝負はオススメしませんが雇用統計の時やFOMCの時、要人発言の時などにやってみるとエキサイティングな取引を行う事ができるでしょう。
ハイレバは勝てない
ハイレバは勝てないと悩んでいる人も多いと思います。なかなかハイレバで勝てない場合レバレッジを掛けすぎている場合があります。
自分の実行レバレッジは何倍位になっているかを見直してみましょう。
ハイレバを掛ける事ができるからと言って常にフルレバでトレードする必要はありません。
フルレバに近づくにつれて騙しと呼ばれるようなちょっとしたレートの変化でストップにかかってしまったりロスカットが執行されたりします。
ハイレバが勝てないと悩んでいる人の多くはレバレッジの掛けすぎが原因になっている可能性が高い事を覚えておく方がいいかもしれません。
ハイレバのコツ
ハイレバで取引するにはコツがいります。レバが大きすぎても少なすぎてもダメだと言うことです。
レバが大きすぎるとなかなか勝てずに、ハイレバは勝てないとあきらめてしまう可能性はありますしレバが低すぎると用意する元手が大きくなってしまいます。
ハイレバに慣れてくるとコツのようなものがわかってくると思いますが慣れるまではなかなかコツを捉えにくいかもしれません。
適切なレバはドル円など比較的ゆっくり動くものの場合200倍程度に抑えておくといいと思います。ポン円のようにボラが大きいものは100倍程度がいいのではないでしょうか。
スキャルピングは、損失を限定できるのでもう少しレバをあげてもいいでしょう。とはいっても250~300倍程度に抑えておく方が望ましいと言えます。
先物でハイレバ
海外FXなどを使ってハイレバで取引できる事は分かった思います。海外FXにおける最大レバレッジはほとんどの場合FXに関して対応していて先物などの場合はレバレッジが引き下げられていることがほとんどです。
とはいっても海外FXのレバレッジが国内のものと比べると十分ハイレバと呼ぶ事ができる水準になっています。
海外FXに人気のあるXMを例に挙げますとFXの最大レバレッジは888倍となっていますが原油先物は66倍、大豆や小麦などの先物銘柄は50倍となっているような感じです。
海外FXは先物を取引できますが、ハイレバといってもFXよりは若干レバは下がるということを覚えておくといいでしょう。
その代わり、先物はFXで考える事ができないような大きなボラを持っています。
日経平均でハイレバ
普段FXばかりやっていて他の銘柄で取引してみようかなと思う場合「日経平均」を思い浮かべる人は多いでしょう。
日経平均は日本に株価指数で日中にもよく動きますから株式トレーダーでも取引している人が多い商品です。
FXだけでなく日経平均でもハイレバを掛ける事ができればと思っている人も多いでしょう。海外FXならそれが可能になっています。
もう海外FXを使っているトレーダーは日経平均の取引ができる事は当たり前に知っているかもしれませんが海外FX初心者はほとんどの業者で日経平均が取引できる事を知らないかもしれません。
しかもハイレバを掛ける事ができるようになっています。
FXのハイレバと比べると日経平均に掛ける事ができるレバは200倍になっています(XM・iforexの場合)。多くの海外FXでは先物と同様最大レバよりも下がりますがその中でも日経平均とダウはハイレバを掛ける事ができるようになっています。
日本の証券口座で日経平均を取引するのもいいですが海外FXでハイレバを掛けて日経平均を取引すると楽しめるのではないでしょうか。
ハイレバと損切り
ハイレバには損切りはいるのでしょうか。これに対してはトレードスタイルによるとしかいいようがありません。
フルレバで一発勝負のようなロスカットか爆益かの取引をする場合はストップは必要ないと思いますし、レバを100~200倍程度に抑えて取引している場合は入れておいたほうがいいでしょう。
ハイレバ一発勝負でない場合、損切りはは入れるようにするといいと思います。
ハイレバのFXをするにあたって損切りも重要なポイントですがもっと重要な事として「大きな額はゼッタイに元手にしない」事でしょう。もっと詳しく言うと「元手はゼッタイに無くなってもいいお金を用意すべき」です。
FXにおけるハイレバの魅力がわかりましたか。国内では実現できないハイレバを掛ける事が海外では可能です。
ハイレバにはリスクは無いのかというとそうではありませんが、海外FXには追証がない分リスクを軽減する事ができるでしょう。
ハイレバと相性のいいスキャルやデイトレを駆使して海外FXで爆益を手にしてください。