海外FXでポジションを複数持つ
FXトレーダーは一つの通貨ペアでトレードする人もいれば、複数の通貨ペアのポジションをもってトレードするタイプの人います。
状況に応じてポジションの数や通貨ペアの数は調節すればいいと思いますが複数の通貨ペアのポジションを持つメリットや目的は何でしょうか。またデメリットはあるのでしょうか。
複数ポジションとは
ポートフォリオと呼ばれている複数のポジションは色々な金融商品を組み合わせてポジションを持つ事です。例として、株とFXの組み合わせや株と債権などを組み合わせてポートフォリオを形成します
海外FXでも複数のポジションを持ってトレードする事ができます。ポジションを複数持つとは異なる通貨ペアのポジションを保有している状態の事です。
ドル円ロングとポンド円ロングを同時に持っているような状態です。
海外FXではトレード商品に多種多様なものが用意されているのでGOLDロング・OILショート・ユーロドルロングなどと言った事も可能になってきます。
複数ポジションを持つ目的
複数のポジションを持つ目的はトレード終了時にプラスで終わる事でしょう。
マイナスをヘッジする目的で持つ事もありますが、1番理想的な終わり方は全てのポジションがプラスでクローズする事です。
複数ポジションを持つメリット
異なる為替通貨ペアでポジションを持っている場合どういったメリットがあるのでしょうか。「ポジションのリスク分散」や「全てプラスになると大きな利益を得る事ができる」と言う事をあげる事ができます。
持っているポジションが全て逆行した場合このメリットはデメリットに変わるとも言えるでしょう。
とはいっても海外FXは追証なしのゼロカットです。つまり入金額を超えるマイナスは無いわけです。
なのでメリットの方が大きいと言えるのではないでしょうか。
同時にエントリーする必要はない
複数ポジションを持つからと言って、同時期同時間に全ての通貨ペアでエントリーする必要はありません。
一つのポジションがプラス圏になってから他の商品でトレードしてもいいわけです。
また全ての通貨ペアが同じように動いているわけではありません。目をつけていた通貨ペアが動きやすい時間帯やチャンスを狙ってトレードしてもいいのです。
株でよく使われる手法
複数ポジションは株でよく使われている手法でしょう。資産(トレード資金)に対するドローダウン(損失率)を下げる目的でポートフォリオを組んだりします。
トレードで一番避けるべき事はトレード資金を全て失う、もう一度チャレンジできない状態です。
海外FXではハイレバを掛ける事ができる為、小額でトレードできますし追証もかかりませんから口座のトレード資金が0になってたとしても何度もチャレンジする事が可能です。
多くのポジションを持ってしまうデメリット
海外FX特にMT4やMT5を使ってトレードしている人は複数ポジションに関してデメリットを抱えています。
ポジションをクローズしたい時、一括で全てのポジションをクローズできない点です。
MT4やMT5はEAなどで制御しない限りポジションは一ずつクローズする必要があります。日本人に昔から愛されているiFOREXはMT4を採用しておらず一括決済にも対応しているので便利です。
複数ポジションを持つメリットやデメリットが分かったでしょうか。
複数ポジションを持った場合、複数のチャートや値動きを見ておく必要があります。
毎回毎回一つの通貨ペアでトレードする必要はないので、チャンスがあるなら複数の為替通貨ペア・商品先物などもエントリーしてもいいでしょう。